明け方にちょっと寒かったのと、軽く頭痛がしただけで無事に高山病の一番危険な時間帯を乗り切ったようだった。しかし、睡眠不足に弱い kame は昨日の朝4時起き(Telluride時間の2時)の後遺症を引きずって、明け方2時に目が覚めてしまい、そのあとほとんど寝ることができず布団の中でうだうだとしていたらしい。5時半頃に起床。
Blue Mesa 40Bからの眺め
毎朝部屋から定点観測
朝食担当の kame が手際よく用意してくれた朝ごはんをいただく。最後はギリシャヨーグルトで〆。
リフトが動き出すのが9時なので、8時半ぐらいまではのんびりと過ごす。雲があるもののよいお天気だ。10番リフトに乗って Double Cabin で足慣らし。気持ちいい。一気に 3600mの High Camp に。
Prospect Bawl を何度か滑ったあとは、See Forever へと移動。3800mの尾根に上がると眺めが素晴らしい。ただし、ここは滑ることに関しては楽しいコースではないので滞在中に一度だけしか来ない。目的は、そこから下がった 3200m ぐらいのところにあるレストラン Bon Vivant。
食後は再び Prospect Bawl に移動。寝不足の kame は疲れがでてきたので、1時過ぎだったが引き上げることにし、あと一息で一皮剥けそうな lulun の滑りに指導を入れてくれながら降りた。lulun はすでに午前中から筋肉痛を感じていたので、初日から無理をしない方がよいだろう先は長いと、自主練は自粛して一緒にあがる。宿まで滑り降りた時は2時。途中、ランチ休憩が入ったものの5時間も滑れば十分だ。
夕食は、下の村のLa Marmotto のバーで。この店も滞在中に行きたいところリストに入っている。週末は混む可能性が高いし、前回のように体調を壊したら予定が狂うので、行きたいところへは前倒して行ってしまおうという kame の提案だ。
開店まで時間があったので村を散歩。長い間廃墟だった建物がついにアートスペースとして蘇る計画になったらしい。すでにアートが始まっていた。
食事を終えて外に出るとまだそらに僅かばかりの光の後が残っているような時間。雲もなく、月は上がるのが遅いので星を見るには絶好のタイミング。
二人で Telluride がいかに素晴らしいところかを語り合って、のんびりと過ごす。寝る時にベッドの上の天窓を見ると、そこからも星が美しい。ただし、二人とも目が悪いのでメガネを掛けなければ星を楽しむことができない。