ドミニカでのシュノーケル第二弾は Soufrière村の少し北にある Champagne Reef へ。
穏やかな火山活動の影響により、温かい空気の泡が海底からボコボコと湧き出てくる様がシャンペンの泡のようなので「シャンペン・リーフ」と名付けられたところ。ダイビングサイトとして有名らしいが、シュノーケリングでも楽しめ場所。
Champagne Reef でバスを降りると、ドミニカにしては看板がでていて観光地っぽい。その先には、シュノーケルのレンタルなどができるショップ(ダイビングのガイドもやってくれそうだった)と食事する店が一軒ずつあり、トイレも完備。これだけの観光施設はドミニカでは珍しいのではないのだろうか。海に入るのは有料。と言っても 2US$ と安い。
砂浜ではなく石がゴロゴロとした浜だが、橋のような通路を用意してくれていて歩きやすい。先客の姿が10名ほど見える。首都 Roseau からも気楽に来ることができる距離だからだろうか。
先日の Scotts Head同様に治安は大丈夫そう。つまり、財布を置いたまま海に入ってまず大丈夫。
浜辺の手前の水たまりのようなところにお湯が湧いているのを発見。触ってみるとかなり温かい。規模が大きいと温泉になる。
水に入った途端にお魚がお出迎え。岸からすぐ側なのに、Blue Tang Fish のような大きめの魚もいる。
噂通り泡がいっぱい。なるほどシャンペンだ。静かな水に細かい泡が上がっていくさまは美しい。Soufrière の岸で少し泡が出ているのを見て、泡は見たから Champagne Reef はいいかと一度は思ったのは大きな間違い。規模がぜんぜん違う。
水に入らなくて岸から魚が見えるぐらいなのだ。ウミウシや赤いウニなど見つけて楽しんだ。
細長い妙な形の魚も。後で調べたら Trumpetfish と言うそうだ。トランペット魚か。
大きな魚や口の尖ったサヨリのような群れにも出会え大興奮。
今回の旅行開始からひげを伸ばし始めた kameは、先日マスクに水が入ってくるのに悩まされて、口の上の髭をそったら水が入ってこなくなったそうだ。今日のリーフにもヒゲを生やしているおじさんがいたけど問題ないのだろうか。
一旦ショップがあるところへ戻って唯一ある食堂で昼食。
あまりにも、楽しかったので、食後にもう一回海に入ることに。
岩にガラス球のようなものが張り付いている。貝殻のない真珠のようにも見えて美しい。(後日、バロニアという藻類だということを教わった。)
ドミニカでは2箇所で潜っただけだが、どちらもよいところだ。
海辺の岩にいた蛾が、岩になろうとしているのか、それとも枯れ葉のふりをしているのか判断はつきかねるが、海を上がっても見るものはいろいろとあるし、発見が多い。旅はよいものだ。