廃墟

下津井:風の道

瀬戸大橋のたもと、下津井にはかつて下津井電鉄というローカル私鉄が走っていたが、その軌道跡が風の道という遊歩道になっていると知って出かけてみた。起点は児島、終点は下津井の集落の西端、6キロほどの道のりだ。絶好のお散歩日和。

Dscf1285-Small下鉄旅行センター、風の道の起点

起点の旧児島駅は下鉄旅行センターなるものになっている。が、駅構内はけっこうそのままなので往時の雰囲気が楽しめる。天満屋ハッピータウンのすぐ近くだ。

片上鉄道ロマン街道

片上鉄道のことは以前から気になっていた。西片上の港周辺に軌道跡や港湾施設が残っていたので、一度柵原まで行ってやりたいと思っていたのだ。しかもその軌道跡が自転車道として整備されているとなったらこれはひとつ走ってみなければならない。

Dscf0753-Small-1三宮駅で待機する愛車たち

ものすごく久しぶりの輪行なので前日に一度分解/組み立てを練習。やってみると忘れている部分もあるが意外と体が覚えていてわりとスムーズにできた。自信をつけて当日三宮まで走って分解。山陽線の下りはいつになく混雑している。やはり相生で降りる人が多い。

備前片上で下車して町中へ向かってゆっくり走る。少しずつ軌道跡も整理されているようだがまだ痕跡は見える。港湾施設が取り壊されて駐車場になっていたのは残念だが線路は妙に残されている。

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