11月3日(月)
kame は機内での睡眠不足を回復するように22時から7時まで9時間睡眠。lulun は5時ぐらいに目が覚めたが 7時間寝たからよしとするか。しかし、時差ボケが重く身体にのしかかっている。
今朝は3度と冷え込んだものの外に出てみれば意外と平気。NYとたいして変わらない。まずは、こよなく愛する たらスープ屋プゴグックチップを目指す。ソウルが変化しているので、タラスープ屋のあたりも再開発の波で消滅していたらと心配したが健在。でも、いつまでもあると思うな。一回一回を大切に楽しもうと心に誓う。
今回のソウル経由の一時帰国は良いアイディアだったと早々と実感しつつ、朝食を食べながら次回からもこの手でと話し合う。やっぱり韓国好きだ。
食後は近くにある南浦麺屋がなくなっていないかどうかを確認してから一旦ホテルに戻る。コーヒーが飲みたいという kame の要望でホテルの建物の一階に入っている珈琲屋で一杯購入。昔ソウルに通っていた時はようやくスターバックスができた程度だったのに、ずいぶんと珈琲屋が増えている。そして、ほかの食べ物と比べてかなりお値段が張るのに客が入っている。
韓国ウォンと一緒に保管してあった地下鉄やバス用の T-Money カードを持ってきたところ、ちゃんと機械が認識して入金することができた。素晴らしい。機械操作の際に使用言語選択ができるようになったとは進んだものだ。
駅のホームにガスマスクを始めとする緊急用グッズのコーナーがあるのだが、以前はなかったような気がするのだけれど、単に忘れてしまっただけだろうか。
地下鉄に乗って、向かったのは薬礼市場と京東市場。
市場は楽しい。あみの塩辛売りを発見。今まで見たことがなかったのは、この時期の韓国が初めてだったからだろうか。旬なのか、単にキムジャンを前に需要が高いからだけなのか。
栗、林檎、梨などが大きいのに驚く。韓国の趣向も日本と同じ路線だろうか?今まで気が付かなかっただけかもしれないが、ウチワサボテンが売られている。日本ではまだ見かけないと思うけど、韓国ではどんな需要があるのだろうか?
あみの塩辛、胡麻油、唐辛子(甘めの韓国産)、麦コチュジャン(感動的に美味しかった)を購入。食べ物ばかり。
買い物を抱えて、歩いて馬場洞の精肉市場へ。かつては屠殺場だったところで、今は肉屋がズラリ。その一角の食い倒れ横丁にある焼き肉屋ヨンムンチッで昼食。質の高い美味しい物情報をたくさんもっている友人のおススメの店だけあって、安くて美味しい食事を楽しむことができた。
途中で見かけた病院のロゴが、あまりにも堂々とした MacOSのパクリなのに唖然。
電車でホテルに戻り荷物を置いて一休み。ただし、時差ボケを早く直すべく、お昼寝をぐっとこらえて仁寺洞から楽園洞方面に散歩。思っていたより宿から近い。
昌徳宮は月曜日のため閉まっていて周りに人が少なく静かに紅葉を楽しむことができた。ソウルはイチョウの木が多い街だ。
屋根に並ぶ生き物たちが気になって、解説を聞くことができたらと思う。
楽園洞はオシャレなお茶屋が増え、ドラム缶焼肉屋が並ぶ区画まで登場していた。ずいぶん変わったものだ。
タプコル広場の付近はダンボールなどのリサイクルするものを引き取る業者がいるのかなるほど。回収業の人たちがゾロゾロと集まってきていた。
清渓川路では妙なオブジェを設置中。ライトアップしてルミナリエの一部になるのだろうか。
夜になると冷え込んでくる。昼食のお肉がこなれていないまま、予定通り 南浦麺屋 で軽い夕食。
そして、今日のシメはホットク。いつも買っていたおばちゃんのお店が出ていないので、別のところで買ってみた。ごろっと入ったピーナッツが気になるし油も悪い。これだったらニューヨークのほうが美味しいぞ。別の店で売っていた緑のホットクも気になるもののもうこれ以上は何も口にすることはできない。
9時過ぎに睡魔に襲われるkame に付き合って就寝。盛りだくさんの長い長い一日だった。