2015年9月5日(土)
今年の Labor Day の3連休はアトランティック・シティとフィデラルフィアへの小旅行。レイバーデイの連休は人の移動が激しくどこも混むので、遠出は避けるようにしている。しかし、Paul Rodgers のコンサートが Atlantic City であるのだ。行くしかないだろう。
今までアトランティック・シティに行くときはバスを利用していた。繁忙時はバス乗り場がカオスになることと、渋滞が酷いことを学び、今回は電車を利用することに。バスよりはずいぶん高くつくが、予約した電車にちゃんと乗れるし(バスだとそうはいかない不思議)、座席は広くて快適だし、何よりも渋滞がない。トラブルで遅れない限りは安泰だ。
Philadelphia 30th Street Station
11:05 発の電車に乗るべくペンステーションへ。連休初日の駅は混んでいる。電車に乗ってくる人の荷物が大きく多いのも連休らしい。飛行機を利用したらかなりの超過料金を取られそうな巨大さ。我々が利用した電車も、満席にに近い状態だった。12:30ごろにフィラデルフィアに到着。
駅構内にはフードコートもあるが、次に乗る電車まで1時間以上あるので、kame が見つけていたBBQ屋 Baby Blues BBQ へ向う。しかし、思っていたより遠く電車で2駅分。さらに、できるのにずいぶん待たされ焦りモード。美味しかったけれど、早食いになったのと、ふんだんに盛られたお芋と一緒にビールが飲めなかったのが残念。
Philadelphia 30th Street Station 駅前広場
13:42発の NJ Transit に無事に乗り込み、アトランティック・シティまで1時間38分の長旅。午前中の AMTRAK が1時間26分だったから、それよりも時間がかかる。距離はずっと短いのだが。
意外だったのは、フィデラルフィアを出てから駅に止まるごとに人が乗ってくること。1日12本しかない路線がこんなに利用されるとは。利用客はアトランティック・シティに遊びに行く人たち。海や買物、そしてカジノが目的なのだろう。
アルコールは飲まなかったものの眠気に襲われる。kame は少し寝たらしいが、lulun はコンコンと寝入ってしまい、あっという間到着。
途中、お馴染みのお店を覗きながらホテルを目指す。今日の宿は、TRYP Hotel Atlantic City 今夜のポールの会場 Tropicana の目の前ではないか。素晴らしい。今日はさすがに満室らしい。部屋に入ったらまず昼寝。さすがに寝れないが、横になった分少しは疲れがとれただろう。
夕方、海の方に散歩に出ると、天気もいいし賑わっている。ボードウォーク沿いに電光掲示板付きのポールが並んでいて、スマホの充電ができるようになっている。カジノが斜陽気味なので、人を集めるための手段のひとつなのだろうか。
もう一つの目立った変化は、ボードウォーク移動用の手押し車が減った分、電気自動車が登場していた。後者の方が速くて安いのだろう、人気が高いようだった。アトランティック・シティの景色が変わってきている。歩きやすくなった反面、少し寂しい。それにしても、車押しのおじさんたち、商売上がったりで大丈夫なのだろうか。
Atlantic Cityのボードウォーク随所にある電源
アトランティック・シティでの我が家の must to-do の一つであるピンボールを一台だけ楽しんだ後、次のマスト、ベトナム飯Pho Sydney。
そして、今回の旅のメインイベント、Paul Rodgers のコンサートへ。楽しかった。満足。
部屋に戻って、くつろいでいると、凄まじい爆発音が聞こえてきた。花火だ。近い。鍵とカメラだけ手に慌てて部屋を出て海の方に向かうと人だかりができていて、すぐ目の前で上がっている。シャワーを浴びている最中でなくてラッキー。量的にもかなりしっかりした花火を目の前で楽しむことができた。終わった後桟橋などから帰る人の数も相当だ。みんな花火のこと事前に知っていて、見にきていたようだ。どこに情報が出ていたのだろうか。