久しぶりのミャンマーフェスがおなじみElmhurstの教会であるという。Thingyanというタイのソンクランのミャンマー版のお祭りということらしいが、まあ理由はどうでもよろしい。
通常のフードフェスは昼からだが、これは10:00からやっているというので早めに出かけたが既にものすごい賑わい。お正月だからか正装した人たちがけっこういるのが今までのミャンマーフェスとは違う。
ミャンマーフェス Thingyan festival at St. James Episcopal Church
例によってステージではのど自慢大会が進行中。来場者はみんな知り合いに会うと嬉しそうにしているので、彼らも冬の間じっと我慢していたのだろうか。
まだあまりお腹が空いていないが、会場をぐるりと一回りしてまずは混ぜ麺をピックアップ。
例によっておばちゃんが色々な材料を手で混ぜてくれる。
これまで色々な混ぜ麺を食べてきたけどこのタイプは初めてだ。春雨がけっこう入っているのが珍しい。なかなか美味い。
ミャンマーフェス Thingyan festival at St. James Episcopal Church
ほかにも美味しそうな混ぜ麺があるけどお腹に余裕が無いのでパス。残念。
次に選んだのはモヒンガーかな、麺にドロリとした豆汁を合わせたもの。ミャンマーにしては旨味成分が少なくてややぼやけた味。
今回は見慣れないスープや内臓系の料理もあったけどこちらもパス。
持ち帰りに選んだのはご飯におかず3種類を組み合わせるお弁当。ミャンマーのカレーは美味いのでこれは外せない。
おかずは豚と牛、茄子。野菜と黄色いタケノコも付属。ご飯は柔らかくておかゆに近い。当然美味だが特に茄子のカレーがよろしい。
もちろんビリヤニも持ち帰り。カルダモンが効いて爽やか。
今日はインドネシアフードバザールにも行くのでひとまずデザート。お店のおばちゃんが「あなたたちいつも来るでしょ」と言うのでよく見たけど去年何度も会ったあの人ではない。知らない間に顔が割れている模様。
チェンドル、餅米、タピオカ、ナタデココにココナツミルク、そして上にはパンを一切れ。このパンがミャンマーらしいところだ。もちろん美味い。
次の目的地はアストリアのモスク。今日はSteinway Stでストリートフェアをやっているので通り抜けていこう、と南側のエンドからアプローチしたらなんだかいつもと雰囲気が違う。
すごい行列ができているのでなにごとかと思ったらなんとラーメンコンテストと称してラーメンの屋台がずらりと並んでいる。来ている客もいつものストリートフェアとはひと味もふた味も違う。
ポスターによると10軒以上出店しているようで、うち3軒は日本から来ているらしい。すごい行列ができているのはそのあたりのようだ。地元からはShuyaとOkidokiが、ボストンからはYume Wo Katareが来ている。収穫だったのは紀州屋という和歌山ラーメンの店がWhite Plainsのほうにあることを知ったことで、いずれ週末のお出かけと組み合わせて行かなければ。
モスク前の学校は八重桜が満開でとてもきれい。フードバザール会場は12時を回っているので混んでいるかと思ったらそうでもない。開催頻度が上がったしElmhurstにライバルが現れたので少し売上が落ちているのではないか。でもこのぐらいゆったりしていた方が客としてはありがたい。
まあ一応一周するか、といつもの顔ぶれを確認しながら奥まで行くと、なんとお菓子屋のおばちゃんが来ているではないか。人見知りのlulunが「きゃー」と手を上げて寄っていく人なんてそういないぞ。おばちゃんも覚えていてくれて嬉しそう。
今回は新製品、ユッカを使ったケーキがあった(写真右上)。うーむ、いつものタロ芋バージョン(写真左下)の方が好きだな。
今日はお菓子、せんべいと揚げ物少々を買って撤収。でもその前にサテ屋に立ち寄る。やっぱりここのサテは美味い。
いくらフードイベントが多いNYCとはいえ、近くで外せないイベントが3つも重なるのは珍しい。胃袋のスペースが足りないのが残念だが、今の季節しか楽しめないのでこれからも頑張る。