評価:3/5点
アストリアに肉でも食いに行くか、と金曜日の晩に自転車を飛ばして行ったのがFavela。だいぶ前からYelpのブックマークには入れてあるし前を通ったこともあるが、入るのは今回が初めて。
Favela
Favela
事前情報からするとアストリアによくある食堂タイプの店(たとえばPoint BrazilやCopacabana、Brasillianville)ではなくちゃんとしたレストランタイプ(たとえばMalagueta)らしい。金曜の晩なので混んでいて入れなくても代わりはいくらでもあるところがアストリアのいいところだ。
Favela
店内
着いていると拍子抜けするほど空いていて先客は一組だけ。そのテーブルを囲んでいるブラジル人の大家族は誕生日のお祝いに来ていることがあとでわかった。つまりそういう使い方をされる、気楽だけど一応ちゃんとしてて誰もが楽しめるというタイプの店。
Favela
テーブル
肉だったらやっぱりシュラスコかなあ、と思いつつ、Bambamという牛のリブもうまそうだ、と両方注文しようとしたらシュラスコは二人分だと言う。なーんだ、道理で高いと思ったぞ。それならそうとメニューに書いておこうよ。シュラスコは肉の組み合わせが3通りあるが、Top Sirloin、Beef Prime Hipのベーコン巻き、それにソーセージが付いてくるChurrasco Mixto 3を選択。焼き加減は?と訊かれたのがちょっと新鮮。
ブラジルビール Itaipava
Itaipavaビール
ビールはタップもあるのだがラインアップはパッとしない。まあいいかとkameはStellaを、lulunはせっかくなのでブラジルのビールをということでItaipavaを注文。ピルスナーらしいが軽くて爽やか、ちょっと柑橘系の香りがあっていかにも暑い国のビールだ。けっこううまいぞ。
Favela Misto3: Top Sirloin, Beef Prime Hip wrapped with bacon, Sausage
シュラスコ
待つことしばし。やがて運ばれてきたのは串スタンド(?)に突き立てられた3本の串、それぞれに3切れの肉が付いている。店員が一切れずつ皿に取ってくれて、お決まりのご飯、豆、ファローファとともにいただく。
Favela Misto3: Top Sirloin, Beef Prime Hip wrapped with bacon, Sausage
シュラスコ
Top Sirloinと言われてもピンと来ないが、Picanhaと言われればああそうか、と名称は認識できる。でもピカーニャってどんなもんだっけ?と思うのだが、上の写真の中央のがそれだ。しっかりとした味でけっこううまい。ベーコン巻きもうまいし、ソーセージはハーブの香りと塩味が効いている。
Favela お肉のセット:ご飯、豆、Farofa(ユカ芋粉のロースト)、お酢のきいたソース
ご飯、豆、Farofa(ユカ芋粉のロースト)、お酢のきいたソース
でも普通においしいという程度なんだな。理由の一つは色々な種類を好きなように組み合わせられるビュッフェに慣れていることもあるだろうが、何よりも肉が香ばしいぐらいしっかりと焼いていある方が好みなのだろう。豆とご飯、ファローファも普通においしいという程度。
食べているうちにどんどんテーブルが埋まってきた。近くのテーブルに韓国人の客が来たので、やっぱり肉を食べに来たのか、とちょっと親しみを覚える。8時半からは生演奏もあるし、ラテンな人たちは夕食が遅いのでさらに混雑しそうだ。
普通においしいのだが、シュラスコだったらCopacabanaあたりに行くかな。でもほかの料理も試してみたいとは思うので、機会があったらまた行ってみよう。