保存食

Williamsburg-North:Emily's Pork Store

評価:4/5点4 stars

いままでプログに書いていなかったことに気がついてビックリのお店 Emily's Pork Store。気に入ったイタリア系食材屋の中で我が家から一番近いということもあり、一番利用している店。Sorriso Italian Pork Store ぐらい大きいとよいのだが、贅沢は言うまい。


Emily's Pork Store
Emily's Pork Store

薫製しました

今回は NY に来て始めての薫製。今回は冷薫。激動の時代(^^;を過ごして、なんとほぼ2年ぶり。環境も大きく変わり、いままでの経験だけでは済まない点が多数。スモーカー作りも一からやらないと。

スモーカー作り スモーカー作り

引越の時の段ボールを少しばかりキープしてあったのでその中から使えそうな形・サイズのものを選び出す。その他の使えそうな材料を求めて様々な店をうろうろ。日本だったら百均で焼き網を始めなんでも揃ってしまうものだけど。細めの木の棒が3本 1.8ドルでゲットできたのは今回最大の成果かも。

スモーカー作り スモーカー作り

組み立てると、こんな感じ。

メープルシロップ

メープルシロップ メープルシロップ

メープルシロップはカナダが有名だけど、ニューヨークも頑張っている。ニューヨークで出回っているのは、もちろんニューヨーク産。アメリカのグレードは、Aのライト・アンバー、Aのミディアム・アンバー、Aのダーク・アンバー、B となっていて、カナダのグレードとは少々異なる。もっともスーパーで見かけるブランドでは 2-3種類のグレード別で売っているのが普通。

以前大きなボトルで買ったのがようやくなくなったので、食べ比べのために小さな容器のものを 2つ買ってみた(Aのライト・アンバーとAのダーク・アンバー)。簡単にいうとグレードが上の方が薄い色で、さらっとしている。色が濃い方は口の中に残る香りも濃い。蜂蜜はワイルドフラワーなどの濃いのが好きなのでメープルシロップも同じかなと予想していたけど、ライトアンバーを味わった後では、ダークアンバーはあと口がくど過ぎる。

ということで、そのまま食べるにはライト・アンバー、お菓子などに使うのはダーク・アンバーが適しているという巷の噂を実感。もっとも、食べ比べなければダークアンバーをそのまま食べても分からないかも。ただ、ライトの方を食べつけてしまうと、ダークを口にすると気になるかもしれない。

Dulce de Leche と ホイップハニー

左:Dulche de Leche、右:ホイップハニー 左:Dulce de Leche、右:ホイップハニー

ドゥルセ・デ・レッチェはアルゼンチンの特産品で、ミルクジャムの親戚のようなもの。NY に来てすぐに目に留まり、ずっと気になる存在だった。ちょっとお洒落なスーパーにはたいてい置いてある。でも、ちょっと高めで手を出すのをためらっていた。この秋に LIC にオープンした Food Cellar でセールをしているのを見て即購入。味は決して悪くはないが、砂糖がざらざらと入っていてなめらかでない。長い間期待していただけに少々肩すかしを食らった感じ。価格を考えるとおいしい蜂蜜を買った方がよいかな。

もひとつは、ユニオンスクエアのグリーンマーケットに来ている蜂蜜屋さんで買ったホイップハニー。普通の蜂蜜を買うつもりだったけど、試食をさせてもらった気に入った。ベーグルやパンにつけて食べるのに良い感じ。

Flatiron:インド食材屋 Kalustyans

Kalustyans Kalustyans

lulun が Flatiron に向かったのは Tiffin Wallah でのランチともうひとつ、インド食材屋の Kalustyans の偵察が目的だった。インド食材に関しては Flushing にある Patel Brothers に行けば、必要なスパイス、米、野菜は揃うのだが(生のフェヌグリークだってある)、いかんせん Flushing は遠い。それに、ほかに回りたい店もあるので、買い出しは一日仕事になってしまう。

今日の夕食:ブラックペッパークラブ

ここ数日、冷凍庫と冷蔵庫を積極的に整理している。時々この何日かかけてする棚卸しのような作業を習慣づけようとしているところだ。lulun は忘れることを特技としているので、冷凍庫の中にしまったものの存在をどうも覚えていられないことが理由の一つ。一応リストも作っているけれど、積極的というところがミソなんだと思う。これどストックされた食品の流れが淀まないのだ。

先日、中華街で買った激安巨大蟹の残り半分が冷凍庫に残っていたのでブラックペッパークラブを作ることに。

ブラックペッパークラブ ブラックペッパークラブ

ブラックペッパーで炒めるものにもいろいろなバージョンがあるが、今日はシンガポールスタイルにした。使う調味料が、中華料理、インド料理、東南アジア料理のいずれの雰囲気も持っているというところがシンガポール的。いずれにしても、kame も lulun もシンガポールではまってしまった一品。

栗の甘露煮

一年ぶりに栗の甘露煮を作った。栗好きの lulun は毎年何キロも買ってきて甘露煮を作ったり、栗ごはんを炊いたりしていたのだが、さすがに昨年の 10月は神戸から NY へという大きな引越があったので栗どころではなかった。

栗の甘露煮 栗の甘露煮

チェルシーにあるアパート暮らしをしていた昨年の10月は、近くのオーガニックなスーパーで小振りの栗を売っているのを目にしていた。だが、現在の住まいであるグリーンポイント界隈のスーパーや八百屋ではいつまでたっても現れない。韓国系の人のやっている八百屋でも扱ってくれない。やはりエリア的に需要が少ないということか。

そこで、中華街に行ってみると大きめの栗が売っていた。見つからなかったらチェルシーで小振りなのを買ってこようと思っていたが、日本で買っていたのと同じぐらいの大きさのものがあって助かった。小さな栗だと皮を剥くのが手間が増えるから。すでに、いろいろと買い物していたので、もうあまり荷物を持てないため 2ポンド(900グラムぐらい)だけ買って帰ることに。

今日の夕食:イタ飯

久々に空豆を買ったので、kame の大好きなハムとのイタリアンかき揚げを作ることに。そこで、イタリア料理でまとめてみた。

サラダ サラダ

葉っぱはルッコラ。トマトとバジルを和えたものの上にパルメザンを削ってトッピング。相性の良い組み合わせ。

空豆とハムのかき揚げ空豆とハムのかき揚げ

今日の夕食:カンジャンケジャン

ついに念願の自家製カンジャンケジャンを食する日。

カンジャンケジャン カンジャンケジャン

肉もミソも劇ウマ。苦労が報われた。お酒もすすむし、最後に蟹の甲羅に入れていただくご飯もたまりません。蟹を漬ける醤油の配合は、もう少しお酒の割合を増やしたいなど調整した方がさらに好みの味になるけれど、初挑戦にしては合格点だろう。3日連続で蟹を食べ続けているけれど、全然飽きない。

この日は仁川にある大好きなカンジャンケジャン屋を意識したラインナップにしてみた。まぁ、あそこほどおかずの種類を用意できないけれど。

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