Corona: ミャンマー寺院イベント(Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary Society)

秋の深まりとともにフードイベントが少なくなったのがちょっと寂しい。また暖かくなるまでインドネシア・フードバザールとも一連のミャンマーイベントともお別れだな、と思っていたらまたもやミャンマーイベントの情報が入ってきた。

日, 2015-11-08 12:35 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary SocietyKathina Ceremony of the Buddhist Missionary Society

今回の会場はCoronaの学校で、仏教関係のチャリティーで寄付制ということだ。つまりは洪水支援のイベントと同じような感じだろうし、学校の食堂ということなら航空高校のイベントで経験済みだ。ミャンマーイベントはこの夏いくつも行ったのでだいたい様子がわかる。

12時の開場に合わせて自転車を東へ走らす。思ったよりも近かったので20分も早く着いてしまい、回りをぶらついてみたら明らかにラティーノの街だ。このあたりの第一言語はスペイン語に違いない。

こういうイベントがある開場近くにはそれらしいアジア人の姿が見えるものだが、この学校は思いのほか静かだ。本当にやってるのかな、と一抹の不安を胸に学校に入ってみると、左前方の食堂にアジア人が集まっているのが見えた。

入口に寄付の受け付けがあるのかと思いきや、何もなくて気がついたらその辺の人たちが左の壁際に並べてあるテーブルへと誘導してくれる。そこにあるのは今やお馴染みの混ぜ麺、スープ、その奥にデザート。え?これだけ?と一瞬我が目を疑う。

日, 2015-11-08 12:05 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary Societyまぜ麺(辛いバージョン)

混ぜ麺は3段階の辛さが用意されている。既に麺にタレが絡ませてあって、そこにカマボコ、カリカリの豚肉、豆粉、タマネギ、パクチーを載せるだけなのでいつもの手でまぜまぜするという工程もない。

日, 2015-11-08 12:05 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary Societyまぜ麺(辛くないバージョン)

lulunが選んだ辛いバージョンは本当に辛い。kameは全く辛くない方を選び、タマネギを抜いてもらったのだがほとんど別の食べ物だ。けっこううまいのだけど、フードイベントに来たつもりなのに場違いなところに迷い込んでしまってとても居心地が悪い。

日, 2015-11-08 12:34 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary SocietyKathina Ceremony of the Buddhist Missionary Society

食堂の半分は長いテーブルにベンチといかにも学校の食堂だが、半分はゴザのようなものが敷いてあり、その向こうのテーブルには僧服を着た坊さんたちが座っている。そのうち説教があったりするのだろうが、今は回りの家族連れが思い思いにくつろいでいる。彼らの邪魔にならないように気を配る。

日, 2015-11-08 12:23 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary Society味噌汁?

麺を食べながらスープを飲んでいる人が多いし、汁麺を食べている人も散見される。スープをもらってきたらエビの塩辛風味の辛い味噌汁という感じのものだった。

日, 2015-11-08 12:29 - Kathina Ceremony of the Buddhist Missionary Societyデザート

最後はデザート。果物にマンゴーとタロイモ(?)のプリン、タピオカと米粉の餅かな?甘さが控えめで優しい味だ。

予想とかなり異なる事態に当惑しつつ、食べ終えたら寄付をしなければならないので様子を伺っていたら会場の入口付近で僧服を売って(?)いてそこでどうやら寄付を受け付けているようだ。テーブルに小さな金庫と領収書が置いてあるので間違いない。

小さくなって寄付をして退散。でも我々みたいな邪魔者に対しても嫌な顔ひとつせず親切にしてくれて本当にNYのミャンマーの人たちは優しい。さすがに居心地が悪いのでまた行こうとは思わないけど、少しだけミャンマーを体験できたのは嬉しいことだ。春まで待とう。