上海：3日目

2007年5月25日（金）

宿の近くの大衆的なレストラン「雲都大酒樓」で朝食をとった後ホテルの部屋で少しのんびり。やはり昨日暑さの中歩いたので疲れているようだ。

宿のまわりにも古い建物が残っているのを昨日バスの中から確認したので、ふらふらと散歩してみることに。川沿いのところに運送会社が並んでいる。きっと昔は船で輸送していたのが車に変化していったのね。

牛乳配達の自転車

この渋いタイプの自転車をよく見かけた。好きだなこういうの。ブレーキがハンドルの中央部からサドルに向かっているところについているタイプです。

川沿いの古い建物を残すための作業なのだろうか？

工事現場

この足場はすごい。骨組みのところは竹をつないで作っている。人が歩くところは割った竹を使って竹板？を作っている。さすがだ。ちなみに、鉄骨の骨組みのところもありました。

干し竿屋

町中の至る所で洗濯物を干していて干し竿は生活必需品。でも、自転車で売って歩くなんてすごい。ちなみに、長いはしごを横にして足にかけて自転車に乗って狭い路地をこいでいく強者も見ました。

パジャマでお買い物の夫婦

上海では（上海に限ったことなのかどうかは定かではないが）パジャマを普段着として着るので、パジャマ姿の人が町中を歩き回っているという事前情報はあったが、いやぁ、ホントにいるんですね。病院の中みたい？でもここは市場。実際市場に限らずポロポロ見かけました。人の目が気にならない実用主義の中国人の一端です。lulun が見た限りパジャマの人はちゃんと上下同じものを着てました。別のパジャマ同士を組み合わせたりはしないのがちょっと不思議だったけど、彼らにとってはそれが正しいパジャマの着方なのね。

静安区の町並み

静安区は茂名北路をはじめとする租界時代のころの建物がちょっとこぎれいに残っているところもある。普通に住居に使われているところは外見は（洗濯物を干しているところを除いてだけど）西洋風だけど中は想像もつかない暮らし方をしているんだろうな。話では天井の高い建物は真ん中に床をつけて居住面積を増やしたりとか色々手を入れているらしいから。

石門あたりの人気店で煎餅や夏の風物詩の冷麺、そしてエッグタルトを食べてから動物園に向かう。

上海には動物園が2つある。ひとつはかつての上海国際空港で現在は国内線用になった虹橋国際機場のそばにある上海動物園。もうひとつは現在の国際空港の方面にある上海野生動物園（サファリパークのようなとこらしい）。動物園好きの kame と lulun ではあるがこの短い旅行中に両方行くのは無理なので上海動物園の方に行くことにしました。バスで揺られること１時間ぐらい、上海は広いなと思いながらうとうととしてしまった。

動物園の入場券売り場

入場券売り場と入り口の間に運動会でもできそうなぐらいの空間が広がっている。一瞬、右が動物園で左は植物園？って思ってしまった。

動物園の入場券

入場券には２種類あります。二人と指で合図して買ったところ一人30元のはずなのにおつりが半端。あれっと思ったら記念用の絵はがきタイプの入場券を渡されていた。そんなものは要らないので指差しで取り替えてもらう。lulun の前に切符を買っていた中国人のおじさんも絵はがき入場券を手にしていたけど、高い方を売りつけるのがデフォルトなのかしら。

動物園見取り図