lulunとkameのblog
評価:1/5点
メリダにはChaya Mayaというのはユカタン料理の有名店がある。予習の段階ではそこまで有名だとは知らなかったのだけど、Zocaloあたりで声をかけてきた男が訊いてもいないのにそっちに行ったらChaya Mayaがあるぞ、なんて言うぐらい。
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知っていたら避けたはずだが、YelpでもTripadvisorでもけっこう評判がいい。ものは試しだと行ってみた。
メリダから日帰りできる遺跡を探していたらイサマルという街が浮上した。マヤ時代の町の上にスペイン時代の町が作られ、現代に至っているという。普通の街の中にピラミッドがあるなんて魅力的ではないか。
本当に街が黄色い
イサマル行きのバスは例によってADOの時刻表には出ていない。TAME(ローカルバスターミナル)の窓口で訊くと違うターミナルだという。そういえば地図にOrienteターミナルがもう1か所出ていたな、と東へてくてく歩く。東の方に行くバスがメリダの東側から発着するのは理に適ってはいる。
旅の後半はメリダ泊。目的はもちろんウシュマル遺跡だ。
Palacio del Gobernadorからの眺め
ADOサイトによるとウシュマルに行くバスはない。しかしこれまでの経験から時刻表に出ていないローカルバスがあるのでは、とOrienteバスターミナルに行って訊いてみることにした。
評価:3/5点
メリダに着いて最初の食事はLa Prospe del Xtupを選んだ。もちろんここもユカタン料理のお店だ。
週末だからか、それとも時間が早いからか空いている。かなり大きな店のようだがゆったりした中庭のテーブルには客が一組しかいない。周囲の部屋ではパーティーが行われている模様。
ユカタン遺跡巡りの前半はカンクンとメリダのほぼ中間にあるバジャドリという地方都市を選んだ。理由はチチェンイツァに近く、コバとトゥルムも日帰り圏内ということ。適度に田舎町の雰囲気を味わえるのも良い。
旧Convento San Bernardino de Siena
バスでバジャドリに着いたのは午後2時過ぎ。バジャドリの通りは碁盤の目になっているが、うまい具合にバスターミナルからホテルまでほぼ真っすぐ斜めの道、Avenida de Los Frailesがある。少し距離があるけど歩くことにしたらちょうど影がなくてジリジリと暑い。ユカタンの日差しを甘く見てはいけないと早速反省させられてた。
評価:5/5点
コバ、トゥルムと珍しく強行軍だったので夕食は宿のすぐ近くにあるTaberna de los Frailesにした。修道院のすぐ隣だ。
きちんとしたレストランで入口付近のバー、庭、奥の食堂のゾーンにテーブルが配置されている。客はぽろぽろ入っている程度。庭の風通し良さそうな席を選ぶと、テーブルには虫除けスプレーが置いてある。雨が降っていないせいか今のところ蚊にはあまり悩まされていない。
チチェンイツァの帰りにそのままタクシーでDestilería Mayapanへ。ここはサボテンで作った蒸留酒、つまりテキーラの製造直売をしているところだ。
サボテン畑
テキーラという名称はシャンパンみたいに厳格な定義があるのでメスカルと言うのが正しい気がするが、メスカルはメスカルでやや緩い定義があるらしいのでややこしい。面倒なのでここではテキーラとしておこう。
チチェンイツァは混雑するので早めに支度して街へ。チチェンイツァ行きのcolectivoはバスターミナルの少し東、同じ並びの路地を入ったところだった。ちょうど満員になりかけた車が出発しようとしているところだったので手招きされて乗り込む。一つ席が足りないのでlulunは風呂場用のような小さな椅子に腰掛けるハメに。
入口
遺跡までは40分ほどだが少し手前からかなりの数の車が路上駐車している。それとともに大荷物を運び込む地元民の数がすごいのが目につく。まだ9時なのにこれまでの遺跡とは明らかに違う。 さすがマチュピチュ級の観光名所だ。
ユカタンでマヤ遺跡廻りをする方法としてはツアーに参加するか、運転手を雇うか、自分で運転するか、路線バスで行くというのがある。今回路線バスでほぼ網羅できたけど行ってみないとわからないことも多かったのでとりあえずメモっておこう。
空港のADOバス停
コバ遺跡からタクシーでトゥルムに着いたのは2時半過ぎ。お腹が空いたので目の前の店に入る。タコがないのでカニのトスタダ、セビーチェ。ビールもコロナ一種類、ハマイカを頼んだのに出てきたのはタマリンド。トルティージャ焼いてるねえちゃんがいるのにトルティージャ出てこないのは不可解。
観光客しか来ないような店だからこの程度の味なのは仕方ない。お昼を食べたら3時を回っていたのでトゥルム遺跡へと急ぐ。